SEO(Search Engine Optimization)対策としてドメインをhttpsへ正規化しようと思います。
この言葉(↑)の意味
自身で構築/運営しているサイトやブログがグーグルなどの検索の上位に表示されやすくするための対応という意味になります。
具体的に書くと、例えばこのサイト(https://izanagi.top)は以下の4つのURL全て同じWEBページが表示されます。
①https://izanagi.top
②https://www.izanagi.top
③http://izanagi.top
④http://www.izanagi.top
皆さんもご自身のサイトでも試してみてください。
①と②は別のサイトとグーグル検索エンジンは判断し(③と④とかもかな)、サイトの評価がばらけて、検索上位に表示されにくくなるらしいです。(ほんとにそんなに変わるのかよくわかりませんが)
今回、上記の②~④でアクセスがあっても①へ正規化する手順とチェックする手順を記載します。
正規化する手順
正規化と言っても中身はタダのリダイレクトです。
・自身のサイトの公開フォルダ配下(トップディレクトリ)の直下にある、「.htaccess」ファイルを修正するのでバックアップを取得します。(自身のローカル端末などへ退避しておいてください)
・以下の4行を「.htaccess」ファイルに追記し、保存します。(一番最後に追記でいいです)
RewriteEngine on |
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www.izanagi\.top)(:443)? [NC,OR] |
RewriteCond %{HTTPS} off |
RewriteRule ^(.*) https://izanagi.top/$1 [R=301,L] |
・意味は「www.izanagi.top」の443番ポートでアクセスあった場合(httpsでアクセスあった場合)、またはhttpsじゃないアクセスの場合(httpアクセスの場合)は「https://izanagi.top」へリダイレクトしなさいというルールを書いています。
2行目の「OR」がまたはという意味で2行目と3行目がOR条件でルール指定しています。
正規化のチェック
・ブラウザで②~④のアドレスを直接入力するとサイトが表示され、アドレスバーに表示されているアドレスが①になっている事を確認します。
・うまくいかない場合は、キャッシュから表示しているかもしれないので、ブラウザの履歴を削除してから確認します。
・httpsへ正しくリダイレクトできていない場合はブラウザのアドレスバーに以下の表示があります。
保護されていない通信(Chrome)
安全ではありません(Safari)
鍵に斜め赤字線(Firefox、下の図)

Firefoxの場合
まとめ
設定手順は簡単でしたが、そんなに変わるものなのかはわかりません。
これでアクセス数が増えるのかは今後観察していきます。