
2020年2月にグーグルアドセンスの申請をして合格できました。アドセンスの申請~合格~広告表示までの流れや対応方法を整理していきます。
まずは申請
まず申請は以下のサイトから実施します。このサイトの「お申し込みはこちら」をクリックして申請していきます。
申請の詳細手順は以下のサイトの記載を参考にさせて頂きます。多少の表示の違いはあるかもしれませんが問題ありません。
申請の最後に申請したいサイトとAdSenseをリンクするために表示されたコードを<head>タグと</head>タグの間に挿入するよう指示されます。
私のサイトはDIVERのテーマ(有料)を使用しているためか、挿入する位置は簡単で
「Diverオプション」⇒「アクセス解析」(画面真ん中よりやや下)⇒「アクセス解析タグ」⇒「</head>タグの直前」というところに、表示されたコードを貼り付け、保存します。
「Diver」の有料テーマを使用しているからこんなに簡単だったのかもしれません。他のテーマ(特に無料のテーマなど)であれば、どこに挿入すればいいのだっけ?ってなっていたと思われます。(この時は有料テーマにしておいてよかったと思いました。
が、しかし保存ボタンを押下すると「403」のアクセス権エラーが表示され、保存できません。
これは、ロリポップのレンタルサーバを使用していて、WAFの機能を有効にしているから、WAFの機能が誤検知してアクセス権エラーになっているようです。
こちらについての詳細は以下で記載します。
という事で知っていればなんてことのない、上記リンク先の対応をして保存します。
で「お客様のサイトを審査しています」と表示されれば、申請された事になります。
あとは審査通過の連絡を待ちます。
審査結果
申請は夜中の0時に実施、結果はその日の19時ごろに登録したメールアドレスに連絡ありました。
他の方のネットの記事等読むと、結構連絡が来ないなど書かれていたので、意外に早いなという印象でした。
メールには「おめでとございます。~」と記載されておりました。無事に一発で通過する事ができました。よ~しっと久しぶりにテンション上がり(些細な事でも誰かに認めてもらえるのは嬉しいものですね)、でどうやって広告を載せればいいのだ?となり、またまた調査します。
広告の表示
広告表示のやり方はグーグルアドセスの管理画面から「広告」⇒「サマリー」で申請したサイトが表示されていることを確認。サイトの自動広告の項目が「オフ」になっているので、右の鉛筆みたいなマークの編集をクリックします。表示された画面の右側で自動広告をオンにします。ページ内のどこに広告を入れるかなどをざっくり選択できるようですが、まだ私はよくわからないので、とりあえず全てオンにしておき様子見ながら慣れたら変更していこと思います。
自動広告オンにして、1時間ぐらいすると、広告が表示されるようになり、さらに半日、1日と時間が経つと表示される広告が増えていきます。
書いてある記事の内容を自動的に判断して、関連する広告を載せているようです。ビッグデータやAIの技術を使い表示させているのでしょう、きっと。
要注意と警告?の表示
グーグルアドセスの管理画面 に以下の要注意事項が表示されるようになりました。
①
要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
②
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)が施行されました。カリフォルニア州在住のユーザーを対象とするオプションを管理する方法をご覧ください。
①ads.txtファイルの問題修正について
これは何?意味は?
・このads.txtをサイトに配置していないと、収益が下がる可能性があるそうです。但し、膨大なPVがあるサイトの話で、私のサイトのように100PVがあるかないかみたいなサイトではやってもやらなくても収益に差はでないそうです。
このファイルの中身を見てみるとグーグルアドセンスのアカウントID等が記載されているので、自身のサイトとグーグルアドセンスのアカウントIDを正しくリンクさせるための証明のようなものかもしれません。なので、ads.txtがないと、本来自分の収益になるはずだったものが、他者に搾取されてしまう可能性があるという事かなと思いました。
という事でなんとなく気になるので設定する事にします。
設定方法
設定の方法は簡単です。以下に記載します。
①グーグルアドセスの管理画面で表示されている要注意の記載の箇所にあるダウンロードをクリックして、ファイルを自身の端末にダウンロードします。
②ダウンロードしたテキストファイルを開き、UTF-8の形式で保存します。
③ファイルをFTP等で自身のサイトのドメインのトップディレクトリ(公開フォルダの最上位階層のフォルダ配下のこと)にコピーします。
④正しく記載されているかチェックするため以下のサイトにアクセスし
https://fe.datasign.co/adstxt/
チェック対象ads.txtに先ほど配置した自身のサイトのURLを記載します。
例えば「https://sample.com/ads.txt」など。
UTP-8の文字コードエラーが出た場合、⑤の対応を実施します。
⑤自身のサイトのトップディレクトリにある「.htaccess」ファイル内に下記のコードを追加します。
ファイルのダウンロードやアップロードはFTPを使用して実施します。
<Files ads.txt> AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt </Files>
⑥もう一度、④のサイトでエラーが出ないことを確認します。エラーがでなければ、ここで設定は終了です。
あとは、半日程経てば、グーグルアドセスの管理画面で表示されていた要注意 の文言は消えます。
②カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)
これは何?どういう意味
いろいろネットなどで調べた結果以下と理解しました。
・ カリフォルニア州のユーザーが サイトにアクセスした時に、カリフォルニア州のユーザーの個人情報(パーソナルな情報)を利用して広告を表示していはいけない。という事かなと思ってます。
グーグルは各ユーザーのアクセスしたサイトの情報などより、ユーザーの興味があると思われる広告を自動的に判断し表示しており、各ユーザーがアクセスしたサイトの情報というのが個人情報にあたり、これを収集して広告表示に利用するのが問題になるのかな。。。
・2020年1月よりカリフォルニア州のプライバシーポリシーが変更となり、カリフォルニア州のユーザからアクセスがあった場合は、その他の地域と異なる広告の表示となるよう配慮しないといけないようです。
・更にいろいろネットで調べた結果
カリフォルニア州のユーザーからアクセスないのであれば、対応する必要はない
でもカリフォルニア州のユーザーからアクセス時に個人情報を利用した広告表示をした場合は罰金が取られる可能性があるらしい。カリフォルニア州のユーザーがこのサイトを見るとはとても思えませんが、違反すると結構な罰金を請求されるようです。
・アドセンス審査に通過して広告載せるようになって3日後ぐらいから、アドセンス管理画面でこのCCPAがバナー表示されるようになりましたが(なんかうっとしーなと思っていましたが)、2週間ぐらい放置しておくと何も対処せずとも表示されなくなります。
・勉強込みで、対応手順を調べてみて実際に設定してみたいと思います。
対応手順
調査した対応手順を記載します。ただ、対応してもカリフォルニア州のユーザーからのアクセス確認ができないため、これが正しい設定であったと判断しようがありませんが。。。
①アドセンス管理画面⇒ブロックのコントロール⇒コンテンツ⇒すべてのサイトを選択します。

②CCPA設定を管理をクリックし「データ処理を制限する」を選択し、「変更を保存」を押下する。

「データ処理を制限する」を選択するとユーザーの個人情報からユーザーが興味ありそうな広告を自動表示するという機能がOFFになるのだと思います。
③ワードプレスの管理画面より、自分のサイトに広告を表示するために取得したコードの後ろの/script>の前に「 data-restrict-data-processing="1"」を挿入して保存する。(dataの前に半角空白を入れる)
④暫く(1日程度)様子見して、自分のサイトに設定変更する前と変わらず広告が表示されているようであればOKだと思います。
ネットでいろいろ探したが対応がバラバラな印象を受けました、自分なりに調査し理解した結果、この設定でいいのではないかと思います。設定前後で広告の表示に変化ないし、他のデバイスでも試してみましたが特に変化はなさそうですので。
まとめ
申請から広告表示までは、グーグルの審査を通過すれば結構やり方は簡単だし、時間もかからないなという印象でした。申請から広告表示まで特に詰まるところもなくスンナリ行ったなという感じでした。
グーグルアドセンス審査通過の要因
他のサイトやネット記事を参考に、記事の内容はなるだけ、こんなトラブルや問題があった場合やこんなことをしたい場合は、こういう対応、対処をすれば解決するなどの成功事例的な記事を書くよう努めたつもりです。
あと普段の生活からそこら辺を意識して、この知識や考え方、経験は他の人にとって有益になるのではっと考えるようになり、そう思ったネタについては、メモや詳細手順などを残し、自分がやれる範囲で整理して表現するよう意識しました。そういう意識していた点を認めて貰えたのかなと思ったりしました。
まあでもきっとこれからが大変なのでしょう。有益な情報を発信できるよう努めたいと思います。