AWSはアカウント作成すると無料で1年間AWSのサービスが利用できます。
という事で、私もAWSに興味があり、AWSの資格試験も受けようと思い、またAWSに触れてみたいなと思い、アカウントを作成し無料利用枠でAWSに触れてみました。
ところが、無料と思っていたのになぜかアマゾンからAWS利用料を請求される事態となりました。そのような事態になってしまった理由とそうならないよう確認する手順を備忘のため記載します。
前提
既にアカウントを作成し、EC2インスタンス等を作成してAWSを利用していることが前提です。
課金情報の確認
(1)まず無料利用枠内のうちどのくらい使用しているか、月末までどのくらいの使用量になるかを以下の画面で確認する。
以下のURLをクリックするとサービス使用状況の画面が表示される。

①が月初から画面表示した日時までの使用上を表示してます。
②がこのまま月末まで使用した場合の使用状況(予測)を表示してます。
で②が上記のように赤く表示され、100%を超えている場合は、無料利用枠を超えるため課金されるという意味になります。
(2)赤くなっている場合は直ぐに起動しているインスタンスを止めましょう。
以下のURLにアクセスしインスタンス管理画面へアクセスします。
https://console.aws.amazon.com/ec2/v2/home?region=us-east-1#Instances:sort=publicIp
インスタンス管理画面上で起動しているインスタンスを停止します。

・あとは1週間程度使用状況を確認し、月末までに無料利用枠に収まるか確認します。
尚、インスタンスを止めてもEBSの使用は止まりません((1)の使用状況画面の下のElasticBlockStorageの方)。データを保持しているという事で使用しているとなるようです。使用を完全に止めたい場合は、インスタンスを削除するしかありません。
無料利用期間内なのに課金された理由
私が無料利用期間内なのに課金された理由は、無料だが、利用枠がありそれを超えると課金されるという事を知らなかったからです(マヌケな話ですが)。EC2インスタンスの無料利用枠って1か月750Hで、これは1インスタンスを24時間31日稼働できる範囲となっているようです。
でも私はインスタンスを2つ作って遊んでいて、停止するのを忘れていたため課金されてしまいました。
インスタンスを使用していようが、いまいが、起動しているだけで無料利用枠を超えると、超えた分の使用料が請求されます。
ちなみに私は48$ぐらい請求された(まあこれぐらいで収まってよかったと思った方がいいのか、いやただのバカですね)
無料利用枠について詳細は以下に記載があります。
課金が発生する場合の通知
無料利用枠を超えて課金が発生しそうになる場合、アラートメールを出す機能があります。
覚えていないけど、多分これを設定していなかったら気付かなかったのかもしれません。

「無料利用枠の使用のアラートの受信」にチェックを入れて、通知するメールアドレスを入力しておきます。
その他
今回想定外の請求をされて思ったのですが、悪意ある人が、他人のアカウントを(搾取し)使用し、インスタンスをバンバン作成して、いろんなサービスをバンバン利用したとしたら、とんでもない請求がアマゾンからくるわけで、そしてカード番号登録しているから知らぬ間に口座からお金が引き落とされている事になり。。。なんか怖いなーと思いました。
アカウント作成時クレジットカード番号登録しないといけないのやめてほしいな。。。